小6の時の話です。
ある時、湯島(仮名)という男子と隣の席になりました。
湯島は明るくてヤンチャな奴で、勉強は全然できませんでした。
私は湯島とまあまあ仲が良い方で、隣の席になってからはよく喋っていました。
よくテレビとか漫画の話をしていた。
そんなある日、
理科のテストを返却し、先生がテスト解説をする授業がありました。
「燃えるもの、燃えないもの」の単元を勉強していて、
「有機物であるAを燃やしたら、どうなるでしょう?」みたいな問いに文章で答える問題があり、
先生が
「「灰になる」、「何もなくなってしまう」などの答えが正解です」
と解説しました。
その瞬間、
すかさず湯島が手を挙げて、
とボケて、
私はそれに対し条件反射で、
とツッコみました。
これが私の記憶に残る、「小6らしからぬ掛け合い」です
小6らしくないのはもちろんのこと、
全然勉強できないくせに、当意即妙でひねりのある湯島の発言、
そして
女児らしからぬ言葉選びとキレがある私の返しも光っています。
あの時、私たちの一瞬の輝きは凄まじいものがありました。
友達も先生もウケていたと思います。
今思うと、あの時が私のピークかなとも思います。
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