レモン絞り器を皿として使う


レモン絞り器を使うと、


不器用王の私でもステキな盛り付けができました。

536BD26C-4ACB-4B08-A3DA-AB9AA89D965A





















私の中のデュシャンが騒いだ










9C8FCE12-B55D-4FC1-A21D-A99286811E36






EDA7007B-32D9-4746-AB86-074327E8678E







50908FD3-E263-4348-956F-B12C30D88BFB
クセがあるが洗練されたデザインと、

ガラスのモダンな雰囲気を兼ね備えた器。









昔、デュシャンは
ただの車輪や、ただのビン乾燥器に造形性を見出して作品にしました。
18536B9F-4B83-4574-A24F-A1C5B20FCBA4
日用品をまんま作品にした。
左:「自転車の車輪」1913年     右:「瓶乾燥機」1914/1964年






そう、あの時、


私の中のリトル・デュシャンが

レモン絞り器に可能性を見出したのです!




F9777A93-53AD-4D21-ACA1-15C7CDCF6316
私はそう確信しました。






F910DCD2-C9D1-48E5-B230-68A0FCB8AA2F














 

「山」に盛ってみる





B43B8C74-1BF1-4A94-82A1-31F0CF121A8F








①甘エビ 


「柔らかいものの方が山にフィットするかも?」と、

まず初めに選んだのは甘エビ。




CF81179B-ADCA-4478-B727-2BFE91F2E35D
「パックの並べ方が既にキレイ・・・」と一瞬怖気付く





41A0ADCF-CADA-450E-9A17-2ECDC57D9CA1
せっせと盛り付ける。下のギザギザがストッパーになってくれる。










単純に甘エビを盛る(というか貼り付けた)だけですが、





出来上がったのがこちら











7D72D954-5891-4155-887D-940DC26E8BBF
前衛的なエビ盛りに










827F003A-544B-4129-BD79-41F433BFC295
上から見るとこんな感じ。カイワレの緑が映えてる









6749E51E-FEE0-423C-90A8-2F8D375F2588
醤油は溝に入れ、ワサビは持ち手に入れたらいいので小皿いらず!





ただ貼り付けたにしては、良い雰囲気になりました。




しかも醤油やワサビ入れも兼ねるという高性能。








また、盛り付けるにあたって、

母親が「カイワレは上に出るようにしたら?」とアドバイスをくれ、




その通りにしたらとても華やかに。






「親ってエゲついな・・・」と感動。





E1127B43-53E8-4F87-9DA9-4FEDA2C0EA3E





思った通り、レモン絞り器には盛り皿としてのポテンシャルがありそう。


幸先の良いスタートです。














②生ハム


「次はもっとゴージャスにいってみよう」と


生ハムを選びました。









「ただ食材をのせるだけで結構派手になる」という経験を踏まえて、




「趣味悪いくらい派手派手にしてしまおう」と作ったのがこちら。










DC61DA8F-A235-439F-A6F9-FD81D32A2099
生ハムの薔薇。そしてチーズとオリーブオイルを添えて。





レモン絞り器はガラスでできているので、



生ハムが自然とくっつき、薔薇の形も簡単にできました。







F9075646-8A39-4DFE-9730-5EBAB444654D
上から見た方がキレイ。咲き誇ってます。







16F51C5E-7EF1-488E-83D5-6A90FFD95AE2
食べる時は花びらをそっと摘み、






4AA13042-D64E-4160-AEAA-25723C2A6DF2
溝に入れたオリーブオイルを付けて食べる。

もしかして、マカロンよりも乙女度が高い料理なのでは・・・・?











2F4F620F-B930-4F70-8CBD-B990D0B33BB9


あまりにもうまく盛り付けができるので、

 
だんだん、

「レモン絞り器は元々貴族の皿で、転じてレモンを絞るようになったのでは?」

という自説も浮上。








もっと可能性を探ってみましょう。










 




「山」を塗ってみる





AEF77B3E-22BE-4098-9D27-3FADA343C9D4






①みそ



「みそってなんか店先で盛られてるイメージあるなあ」ということで選ばれたみそ。



そんな原風景を頼りに、見切り発車で塗っていきます。






3FF0E64B-23A8-4DF1-AC15-CF06B7F13A5F
「これ、ダサくなるのでは・・・?」と不安がよぎる。



ただの茶色で小高い山になる危険性大。






キュウリとニンジンのいろどりに頼りきって


盛り付けてみたのがこちら


E4319D4D-C760-4456-9DA4-2EA782CF7CFF
なんとかなった















437C0160-A194-4864-88A4-5B2BA5D4780D
超健康そうな色合い。「雨ニモマケズ」で述べられてる食べ物ってこんなんですよね?








DBC8F282-1ED2-4018-950B-B735B51F769E
野菜スティックをディップして食べる。ちょっと優雅。





ダサ小山はなんとか回避できました。



結果、優しい風合いの盛り付けになりました。






この盛り付けの時も、


母親が「野菜スティックをスパイラル状に置いたら?」とアドバイスをくれ、



その通りにしたら、俄然華やかになりました。



「親のエゲつさって青天井?」と思いました。













②生クリーム



ドの付く不器用のせいで、

スイーツを素敵にデコレーションできたことがない私ですが、


C01ACD66-3857-4A38-99BD-B79147EF3FEA
昔作ったクレープ生地。炒り卵ではありません。




「レモン絞り器の力を借りたら、かわいいスイーツができるかも?」



と思い、生クリームとフルーツの盛り付けにチャレンジ。




45FA9CF8-589C-4F99-B7ED-60D4FE58C7CD
形が崩れることへの恐怖から、生クリームをカッチカチに泡立てる







生クリームとの格闘の末出来上がったのがこちら。


















8A2B49AD-690A-4949-B96D-96E791231A14
やや野暮ったいが私にしてはよくできた







12DD64D6-8919-43B7-B5DA-92474DFA0790
上から見たらミステリーサークルみたいであんまりかわいくない。







1CDE41B3-31DF-44E5-8D76-500AED88E801
スポンジがない分、お腹いっぱいフルーツを食べることができる。






やはり生クリームの扱いは難しかったのですが、


レモン絞り器の上で絞ると形が崩れにくく、初心者でも形にはなります。



子供がやるのにもちょうどいいかもしれませんね。







あと、レモン絞り器関係ないですが、


今回生クリームを泡立てている時、
頭の中でドリフの場面変化の音楽が流れていました。

アップテンポに合わせて混ぜるとやりやすかったです。

















(すでに、さっき生クリームドリフの話をしたことを軽く後悔しています。









仏教観が芽生える





7D172422-F61E-498D-B5D7-8D8D4709A773




ある時、





急に閃めきました。










26BD3ED6-F0E7-4A53-B9F8-614F83D3D1AF


76C78152-25C7-4D65-BAEE-FD9313DBD155


須弥山の周りは海と山に囲まれており、


レモン絞り器を見てみると、


むっちゃ形が似ていないでしょうか?

(私はもう、そうにしか見えない。そんな状態です。)








「レモン絞り器って宇宙?」の思いやみがたく、




「じゃあ色々盛り付けて、もっと須弥山に近づけよう」
とできたのがこちら。











3FFBC77C-9898-418F-8AAC-C965F2471E0E
題して「須弥山盛り」






2591FED4-DC56-4A8E-991E-8223540A2874
ちなみに、我々人間が住むのは右下の膽部洲





781CB226-0855-409A-AE20-5DBBEEFFE587










次第に、

「これを食べるということは、宇宙を体得することやないかいな・・・!」と気づき、








食べる前はもちろん、




29E3209E-2C61-4CD8-A0F0-363292E14227






5A03AD04-4D63-4916-A76B-042F65F9B4FC





壮大な宇宙をこの手で作り、

その大きさを感じながら食べる。



このスケールの伸縮、
アートマン&ブラフマンに通ずる営み。


(※テンション上がって書いてるので、意味を考えなくても大丈夫です)





C235DA9E-04F0-4B26-BAF1-FB3F74DB63D6
一気に4世界を口に入れる







79F231B1-D9E5-405D-BA8D-86C7F513101C
倶盧洲と須弥山の相性に気づいたのはきっと私が初めて






0A1FF9E4-DEC6-4F8E-ABA2-33616C2062F9
変な終末思想も芽生えた



2755DB93-D41D-49D5-90A5-B6A588212539

宇宙を平らげる








食べ終わって感じたことは、



19840788-B517-417F-8C92-9218C868B49F



須弥山盛りにより、宇宙の秘密に肉薄・・・


かつてない経験でした・・・!





(この後ちゃんとクールダウンしてバイトに行きました。)










「レモン絞り器」と呼ばないで






レモン絞り器は、盛り付けてよし、宇宙感じてよし、


可能性をゴリゴリに秘めた器でした。







この可能性に気づきにくいのは

おそらく「レモン絞り器」という名前のせいではないでしょうか。





聞くからに「レモン絞りしかできなさそう」って思っちゃいます。




これからは

「クリスタル・パレス」「須弥山器」などと呼べば、可能性が無限になるのではないでしょうか。










F5864362-49AF-42D5-A54C-60D6D7354422
見ているだけでも楽しめます





〜おしまい〜