久しぶりの更新になりました。
台湾とイタリアにそれぞれ10日ほど旅行しておりました。


充実した旅行で、特に犯罪に巻き込まれることもなく無事帰ってきたのですが、旅行中は数々のピンチが訪れました。

例えば、Wi-Fiが繋がらない、レストランで手持ちの現金が足りない、公共交通機関のICカードに間違った入場記録が入ったまま遠くまで行ってしまう、地元のアホな若者に絡まれるなどなど・・・


でも、やはり1番危機を感じたのは、機内でオレンジジュースを股にこぼして漏らした人みたいになったことでした。これはもうめちゃくちゃ焦りました。飛行機の中にいるいろんな国の人が、いろんな言語で「あの人漏らしてない?」と脳内で思うのかと考えると動悸が激しくなりました。


これから海外旅行に行く方にぜひ知っておいてほしい、飛行機で漏らした人みたいになったときの対処法を紹介したいと思います。

1.じっとする

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「一旦トイレに行ったほうがいいかな」とか「履き替えよう」とか思うかもしれませんが、そんなことしなくて大丈夫です。座っていても、1時間あれば乾きます。私は厚手のジーンズにこぼしてしまいましたが、ちゃんと乾きました。

雨の日に濡れた靴下でも、履いていればいつのまにか乾いていますよね?人間の体は熱があるので、乾燥機としても使えます。脱いでバサバサして乾かすよりは、履いていた方が早く乾くのではないでしょうか。


また、周りの人は私がジュースをこぼしたことを見ているので、いくら股部分の変色を見られても何ともありませんが、離れた通路の人はそれがジュースだとは知りません。立ち上がってうろちょろして疑惑を広めるよりは、じっとしてたほうが得策です。じっとしましょう。


2.通気性の高い座り方をする

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毛布などで隠したい気持ちは山々でしょうが、それではやはり湿気がこもってしまいます。股がびしょびしょの場合、尻も濡れている可能性が高いです。できうる限り通気性の高い座り方をしましょう。

私がやったのは、両膝を立てて少し脚開く図のような座り方です。靴は脱いで、靴下はきれいなものを履きました。やや行儀が悪いですが、漏らした人として闊歩するよりましです。

脚を動かすので、エコノミー症候群対策にもなっていると思いこむことで、一石二鳥を感じることもできます。ライフハックです。



3.気を紛らわせる

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「乾くかな」「周りから漏らしてると思われてないかな」、漏らしてる人みたいになった時はこんなことで頭がいっぱいになってしまいます。

せっかくのフライトですし、どうあがいても漏らしてるようには見えるので、漏らしてる人みたいになってることはなるべく忘れましょう。


飛行機の音楽・動画サービスは、漏らしてるみたいになったときの焦りを緩和させるためにも存在しています。これらのコンテンツに集中するのがおすすめです。

ちなみに私が自分を落ち着かせるため聞いていたのは劉艾立Erika「Dare To Love」です。



アメリカ生まれの劉艾立は、洋楽の歌唱スタイルで英語と華語の歌詞を混ぜて歌います。聞いているとどっからどこまでが英語なのかわからなくなる面白さがあります。


漏らした人みたいになったおかげで、いいなと思う曲に出会えました。地獄に仏、不幸中の幸いです。(もとい焼け石に水でもありますが。)




ジュースは乾く

以上、機内でオレンジジュースを股にこぼして漏らした人みたいになった時の対処法でした。


適切に対処すれば、要らぬ恥をかかなくて済みます。おしっこと違ってジュースは臭くないので、堂々としていれば大丈夫です。ジュースは乾く、これだけは海外旅行の前に覚えておいてください。